奈良時代、平城京を中心とした国家の繁栄は、地方社会によって支えられた。その行政を担ったのが、戸籍を作成し租税を徴収した国司や郡司などの地方官人だった。村の生活を指示した地方出土木簡や、墾田開発・庄園経営などの記録が残る正倉院文書から、郡司らの仕事を紹介し、地方行政の実態を探究。古代の〝お役人〟たちの活躍をいきいきと描く。
平城京の繁栄を支えたもの―プロローグ/国・郡の支配者たち(郡司のお触れ書き/郡の役所と郡司/地方豪族と墾田/郡司の財力)/郡司とその周辺(郡の下級職員/郡司と郡雑任たち/郡司と中央官人/譜第氏族とトネリ/郡司をめぐる争い―正倉神火事件)/評から郡へ―郡司制の成立(評の成立/評と郡の違い/国司制の成り立ち)/国司と結びつく人々―郡司の変質(国の下級職員/国史生安都雄足の私経営/郡司制度の変質)/村のなかの律令制―エピローグ
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